日本時間4月6日(金)0:30~、ドイツ・ベルリンのTRAFOで行われたTEDxChange2012。
TEDxChangeとは、ゲイツ財団とTEDの共催による、保健衛生および開発に関わるグローバルな問題に焦点を当てたイベント。TEDxSeedsでは、TEDxSeedsChangeを同時開催し、ベルリンからのウェブ中継を視聴しました。

テーマは“The Big Picture”。
TEDxChangeとは、ゲイツ財団とTEDの共催による、保健衛生および開発に関わるグローバルな問題に焦点を当てたイベント。TEDxSeedsでは、TEDxSeedsChangeを同時開催し、ベルリンからのウェブ中継を視聴しました。

テーマは“The Big Picture”。
TED本部の代表で、今回の進行役を務めたクリス・アンダーソンは、冒頭で、「情報を広める(spreading)だけでなく、実践につながるアイディアとしてシェアしよう」とメッセージを発信。
さまざまな分野で行動を興している、5人のトークのポイントをご紹介しましょう。
Jeff Chapin(ジェフ・チャピン)
機械工学士、IDEOのデザイナー。
生まれ、育っていく。
採り入れて追加や変更を加えられる汎用性の高いデザインにした。これが受け 入れた理由。
その場でた またま遭遇したことを採り入れることにしての様々な分野でも活用できるはず。
Sven Giegold( )
ü 発展途上国では、収入の多くを光熱費が占め、教育費に回せない。
石油への依存を断ち切らない限り、貧困から抜け出すことはできない。
した先進国側が一部負担する必要があると思う。
することができるので、実は先進国よりも低コストで済むという利点がある。
することができるので、実は先進国よりも低コストで済むという利点がある。
“”。
子どもたちのはつらつとした行動力とイニシアティブ、たくさんの元気に誰もが勇気づけられます。
Theo Sowa( )
紛争地域における子供の人権問題を専門にする国際的社会開発に関するアドバイザー、コンサルタントであり、アフリカ全土を網羅する女性支援財団、African Women’s Development Fund (AWDF)の臨時CEO。
アフリカ女性の「傾聴すべき声(Voices need to be heard)」について、パワフルなプレゼンテーションを行いました。
ü 2006年8月カナダ・トロントで開催された「第16回国際エイズ会議」に出席したとき、会場にアフリカの女性が1人もいなかったことに衝撃を覚えた。
ü 以降、アフリカ女性が常時会議に出席するようになった。顔ぶれはいつも同じで素晴らしい女性たちだが、5~6人では、アフリカ女性のすべてを代表しているとはいえない。こうした状況は本人にも、ほかのアフリカ女性にとっても不公平(unfair)。
ü 以降、アフリカ女性が常時会議に出席するようになった。顔ぶれはいつも同じで素晴らしい女性たちだが、5~6人では、アフリカ女性のすべてを代表しているとはいえない。こうした状況は本人にも、ほかのアフリカ女性にとっても不公平(unfair)。
ü なぜ多彩な人たちの出席ができないのか? それは、アフリカ女性が被害者(victim)だと思いこまれているから。被害者に、人は解決策について尋ねることはない。
ü 「傾聴すべき声」として、パワフルなアフリカ人女性たちを紹介。
・ Felicia Darkwa(ガーナ)
・Gisele Yitamber(カメルーン)
・Ida Mukuta
・Africa Women’s Development Fund創設者(Bisi, Joannna, Hilda)
などなど。
・ Felicia Darkwa(ガーナ)
・Gisele Yitamber(カメルーン)
・Ida Mukuta
・Africa Women’s Development Fund創設者(Bisi, Joannna, Hilda)
などなど。
Baaba Maal(バアバ・マアル)
セネガル川付近にあるポドル出身の歌手兼ギタリスト。
主に Pulaar語で歌い、アルバムも複数リリースしています。2003年7月に国際連合開発計画 青年使節(UNDP Youth Emissary)に任命。
ギターの演奏に合わせ、Pulaar語の歌を披露。ソウルフルで哀愁に満ちたメロディが、歌詞の意味はわからなくても、言葉の壁を越えて響いてくるヴォイスとギターのつまびきでした。
Melinda Gates(メリンダ・ゲイツ)
ビル&メリンダ・ゲイツ財団 (Bill & Melinda Gates Foundation)の副会長。
財団の全体的な方向性、戦略形成、成果への審査、そして財団の課題提唱者として活躍中。
TEDxChange2012を締めくくる形で、発展途上国における家族計画についてをテーマに力強く語りました。
ü 産児制限(Birth control)は、世界の抱える課題としてはすでに認識されなくなってしまっているが、いまだに多くの女性が望まない妊娠で出産時に命を落としているのが実情だ。そして生後1ヶ月以内に亡くなる子どもが後を絶たない。
ü 「我が子に、よいと思うもの全てを与えたい」(“I want to bring every good things to this child.”)というスラムで聞いた女性の言葉に、普遍性を深く感じる。
ü 核家族化は世界の趨勢だ。フランスに端を発したこの傾向は世界へ広がっている。子どもにとって何が最善か、家族計画にとって何が大事かを考えた時、アフリカ女性も同じような考えに至るはずだ。
ü 産児制限(Birth control)は、中絶の話ではなく、人口抑制の話でもない。家族計画に関して家族そのものが選択の自由を持つこと。長期的にその地域のクオリティオブライフが向上したという。
ü 様々な避妊方法に、誰でも、必要な時にアクセスできることが大切。
ドイツ・ベルリンから、世界200以上のTEDxが見守るなか、実施されたTEDxChange2012。
日々の実践的な活動を通して、 “The Big Picture” のアイディアをシェアしました。
日々の実践的な活動を通して、 “The Big Picture” のアイディアをシェアしました。
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<文責:TEDxSeeds Communication Design Team>