2012年4月8日日曜日

【TEDxChange2012開催レポート】

日本時間46日(金)030~、ドイツ・ベルリンのTRAFOで行われたTEDxChange2012


TEDxChangeとは、ゲイツ財団とTEDの共催による、保健衛生および開発に関わるグローバルな問題に焦点を当てたイベント。TEDxSeedsでは、TEDxSeedsChangeを同時開催し、ベルリンからのウェブ中継を視聴しました。



テーマはThe Big Picture

TED本部の代表で、今回の進行役を務めたクリス・アンダーソンは、冒頭で、「情報を広める(spreading)だけでなく、実践につながるアイディアとしてシェアしよう」とメッセージを発信。

さまざまな分野で行動を興している、5人のトークのポイントをご紹介しましょう


Jeff Chapin(ジェフ・チャピン)
機械工学士、IDEOのデザイナー。
発展途上国の公衆衛生問題に環境デザインのコンセプトを採り入れ、実践しています。カンボジアでの公衆トイレプロジェクト(easy latrine project)と、ベトナムでの洗面台設置プロジェクトの取り組みを発表しました。

ü 発展途上国の地域社会で継続的に利用され、公衆衛生への意識を日常的に醸成することが重要。
ü デザインはプロセスの1つ。デザインをメソッドとして活用することで、これまでにないアイディアがまれ、育っていく。
ü カンボジアでは、各ユーザーのニーズや事情に対応し、必要な要素を採り入れて追加や変更を加えられる汎用性の高いデザインにした。これが受け入れた理由。
ü 地元の習慣、文化をこちらが学ぶという姿勢を持ち、その場でたまたま遭遇したことを採り入れることにしてデザインにイノベーションが生まれた。この方法は他の様々な分野でも活用できるはず。


Sven Giegoldセビン・ジエグルド
欧州議会のメンバーでもあり、Attac Germanyの創立者の一人
これまで人生のほとんどをグリーン産業に捧げてきており、今回は発展途上国のグリーン産業について語りました。

ü 発展途上国では、収入の多くを光熱費が占め、教育費に回せない。
ü 石油への依存から脱却し、エネルギーコストを抑える必要がある。
ü グリーン産業の開発には時間がかかる。そして、即時的に利益を生むものではない。だから、政治的な決断(political choice)として国家あるいは自治体の大きな単位で見る必要がある。
ü  再生可能エネルギーによる雇用創出パワーにも注目すべき。
ü  石油への依存を断ち切らない限り、貧困から抜け出すことはできない。
ü 再生可能エネルギーの普及には技術の拡充が不可欠。そのコストは、地球温暖化を引き起こした先進国側が一部負担する必要があると思う。
ü 発展途上国では、はじめから再生可能エネルギーを念頭に置いたエネルギー供給システム構築することができるので、実は先進国よりも低コストで済むという利点がある。


<VIDEO>
インド・カルカッタのポリオ撲滅を目指す子どもたちのグループthe Daredevils
地域の地図を作成し、GPSでワクチン接種状況を管理することで接種率100%を達成するまでの彼らのプロジェクトの活動を紹介。笑顔の子どもたちのはつらつとした行動力とイニシアティブ、たくさんの元気に誰もが勇気づけられます。


Theo Sowaテェオ・ソワ
紛争地域における子供の人権問題を専門にする国際的社会開発に関するアドバイザー、コンサルタントであり、アフリカ全土を網羅する女性支援財団、African Womens Development Fund (AWDF)の臨時CEO
アフリカ女性の「傾聴すべき声(Voices need to be heard)」について、パワフルなプレゼンテーションを行いました。

ü  2006年8月カナダ・トロントで開催された「第16回国際エイズ会議」に出席したとき、会場にアフリカの女性が1人もいなかったことに衝撃を覚えた。
ü 以降、アフリカ女性が常時会議に出席するようになった。顔ぶれはいつも同じで素晴らしい女性たちだが、56人では、アフリカ女性のすべてを代表しているとはいえない。こうした状況は本人にも、ほかのアフリカ女性にとっても不公平(unfair)。
ü なぜ多彩な人たちの出席ができないのか? それは、アフリカ女性が被害者(victim)だと思いこまれているから。被害者に、人は解決策について尋ねることはない。
ü 「傾聴すべき声」として、パワフルなアフリカ人女性たちを紹介。
   ・ Felicia Darkwa(ガーナ)
   ・Gisele Yitamber(カメルーン)
   ・Ida Mukuta
   ・Africa Women’s Development Fund創設者(Bisi, Joannna, Hilda
   などなど。


Baaba Maal(バアバ・マアル)
セネガル川付近にあるポドル出身の歌手兼ギタリスト。
主に Pulaar語で歌い、アルバムも複数リリースしています。20037月に国際連合開発計画 青年使節(UNDP Youth Emissary)に任命。
ギターの演奏に合わせ、Pulaar語の歌を披露。ソウルフルで哀愁に満ちたメロディが、歌詞の意味はわからなくても、言葉の壁を越えて響いてくるヴォイスとギターのつまびきでした。


Melinda Gates(メリンダ・ゲイツ)
ビル&メリンダ・ゲイツ財団 Bill & Melinda Gates Foundation)の副会長。
財団の全体的な方向性、戦略形成、成果への審査、そして財団の課題提唱者として活躍中。
TEDxChange2012を締めくくる形で、発展途上国における家族計画についてをテーマに力強く語りました。

ü 産児制限(Birth control)は、世界の抱える課題としてはすでに認識されなくなってしまっているが、いまだに多くの女性が望まない妊娠で出産時に命を落としているのが実情だ。そして生後1ヶ月以内に亡くなる子どもが後を絶たない。
ü 「我が子に、よいと思うもの全てを与えたい」(I want to bring every good things to this child.)というスラムで聞いた女性の言葉に、普遍性を深く感じる。
ü 核家族化は世界の趨勢だ。フランスに端を発したこの傾向は世界へ広がっている。子どもにとって何が最善か、家族計画にとって何が大事かを考えた時、アフリカ女性も同じような考えに至るはずだ。
ü 産児制限(Birth control)は、中絶の話ではなく、人口抑制の話でもない。家族計画に関して家族そのものが選の自由を持つこと。長期的にその地域のクオリティオブライフが向上したという。
ü 様々な避妊方法に、誰でも、必要な時にアクセスできることが大切。


ドイツ・ベルリンから、世界200以上のTEDxが見守るなか、実施されたTEDxChange2012。
日々の実践的な活動を通して、 The Big Picture のアイディアをシェアしました。



TEDxChangeイベント概要:http://www.ted.com/pages/tedxchange_overview
TEDxChange Facebookページ:http://www.facebook.com/tedxchange
TEDxSeedsChange 特設サイト:http://jp.tedxseeds.org/tedxseedschange/



<文責:TEDxSeeds Communication Design Team




2012年2月26日日曜日

オープンなテクノロジーで未来を変える ― 「オープン・セイリング」プロジェクト創設者、セザール原田氏

一人の流出原油清掃員との印象的な出会いをきっかけに始まった、海上流出原油回収ロボット「プロテイ(Protei)」の壮大な開発ストーリーが記憶に新しいTEDxSeeds2011登壇者、セザール原田氏。彼が創設した「オープン・セイリング」プロジェクトは、開発された技術やアイデアを世界中の人々とオープンに共有し合いながら発展させていくという全く新しい方法によって、広く海洋問題の研究と解決を目指している。会議開催後には、自転車で旅をしながら仙台に向かうというセザール原田氏に、今後についてお話を伺った。

TEDxSeeds2011はいかがでしたか?

TEDxSeedsのステージでは、現在取り組んでいる研究について知ってもらい、どんな貢献ができるのかスピーチしようと思い、東京に来ることを決めました。会場では、多くの方から直接フィードバックをもらえて嬉しかったですね。登壇の依頼がきた時には、まず3.11の津波被害と原発事故のことが頭に浮かびました。私は日本人の父を持っていて、日本という国にとてもつながりを感じています。そして、家族から引き継いだ神道の精神も、とても大切なものです。もともと、日本文化のルーツには神道があり、自然への感謝がありますよね。私は、3.11によって新たな認識や考え方が生まれた今こそ、日本人がこの精神を思い出し、文化の再構築をするべき時ではないかと感じています。そのためにも、自分自身にできることは何なのか、ずっと考えてきました。


―調査のために仙台へ?

はい。放射能について詳しく知るためです。今はまだ、企業や国、政府によってコントロールされていて、少しの地点でしか計測をしていないですよね。特に海での観測地点は少ないのです。しばしば、地元の人が独自に測った濃度が、国が出しているデータよりもずっと高いことが話題になっていますが、このギャップを、プロテイのテクノロジーを応用して解決できないか考えています。また、これからは政府が一方的に国民に対して情報を与えるのではなく、地域の人や、一市民が公にデータを公開できるような仕組みが必要だと感じています。実際、その地域に住んでいる人のほうが、はるかに詳しく現状を知っていたりしますよね。情報の流れを変えることは、今後、重要な課題になってくると思います。


―自転車で旅をなさるんですね。

現地の人々と出会うためです。これは同時に、私が開発しているボートを入れられる場所を探すための旅でもあるのですが、何より、その地域の人々と交流することを大切にしています。以前ケニアに住んでいたことがあるのですが、彼らの生活はとても貧しいものでした。しかし、私はただ単に、彼らを助けてあげよう、という風には考えませんでした。それよりも、現地の人々に協力し、一緒に働くことを大切にしていました。“help”ではなく、“work with”という姿勢です。どんな問題も、一方的な思いや行動だけでは、根本的な解決にはならないと思うのです。



“人間ではなく、自然のためにテクノロジーを使うこと”


―これからの社会には、どのようなシステムが必要でしょうか。

人間と環境の関係においては、テクノロジーはその中心にあります。原発は、もともと人のためにつくられたもので、生活を支えるのが目的でした。でも、結果的に自然にとって良いものではなかった。だから、まずは人間よりも自然のため、ということを重視してテクノロジーを使わなければならないと考えます。テクノロジーが自然のためのものならば、いずれその恩恵が人間にも返ってくるからです。我々もその一部である、自然という大きな体系を守るべきなのです。人から自然に働きかけるだけでなく、自然から人への影響についても考えることのできる、双方向の関係性が大事だと思います。



―今後取り組みたいことは?

これからの40年をかけた構想があります。まず、2012年はプロテイとリモートエンジニアリングの開発、そして流出原油のクリーニングです。二つ目は、“International Ocean Station”(国際海洋ステーション)という、海上の宇宙ステーションのようなシステムづくり。これは今、調査グループをつくっているところです。そして三つ目は、“WEA”(World Environment Action)で、リアルタイムでの自然環境に関するデータや、気候や汚染レベルのデータ分析をすることです。そしてこの三つが可能になったら、もっと先の未来では、人間文化のあり方や、環境との関わり方を変えていきたいと考えています。つまり、自然とどう付き合っていくのか、まずは人間の精神を変えること。これは、我々がひとつの種として生き残るためにも重要なことです。今はまだ実践的な段階ですが、いずれ政策へと展開していければと思っています。


20111023日)


<編集後記>
にこやかな笑顔と力強い語り口が印象的だったセザール原田さん。TEDxSeeds2011会議の翌週には、仙台で行われた“TEDxTohoku”の会場に駆けつけ、舞台裏からスタッフを応援してくれたそうです。とてもフレンドリーな性格でありながら、問題を冷静に見据える厳格さ、そして何事に対してもフェアであることを大切にする強い信念を感じました。セザール原田さんの情熱を、是非動画を見て感じて頂きたいです。(文責:星野愛/TEDxSeeds Community Team



動画はコチラです↓ 
Cesar HARADA セザール原田 - The story behind Protei - Open source sailing drones - TEDxSeeds 2011】 http://www.youtube.com/watch?v=y7v057CH8lE



セザール原田 [Cesar HARADA] 
「オープン・セイリング」プロジェクト創設者。  
海洋問題解決の研究をテーマとする「国際海洋ステーション」開発プロジェクト「オープン・セイリング」の創設者であり、コーディネーター。2011年のTEDシニアフェローとしても活躍。
ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(英国)にて、デザイン交流学部を卒業後、2001年には、歴史的な成績でエコールブール(フランス)を卒業。彼が制作した映像、アート作品等は、これまでにアメリカ、日本、フランスといった国々での一流のイヴェントに出品されてきた。 
「オープン・セイリング」は、2009年度プリ・アルスエレクトロニカ「ネクスト・アイデアカテゴリー」でゴールデン・ニカ(最優秀賞)を受賞。様々な専門家とのコラボレーションにより進行しているこのプロジェクトでは、開発された技術やアイデアがすべてインターネット上で公開されており、より良い研究と開発を目指す専門的な知識を持つ人は誰でも、世界中から参加することができる。
現在、メキシコ湾に拠点を構え、メキシコ湾原油流出事故・問題解決に向け、流出した原油回収を自動的に行う無人帆船「プロテイ(Protei)」の開発に取り組んでいる。

◇ Open_Sailing: http://opensailing.net/
◇ Protei: http://protei.org/
 TEDxTohoku: http://tedxtohoku.com/




2012年1月29日日曜日

パフォーミングアートで人に刺激を         —演出家、振付家、ダンスパフォーマー、蛯名健一氏

20111022日(土)に開催されたTEDxSeeds2011会議で、この日のためにアメリカから来日し、13分間の渾身のダンスパフォーマンスで会場を湧かせてくれた「EBIKEN(エビケン)」こと、蛯名健一さん。アメリカ留学中に独学でダンスを始め、2001年、NYハーレムのアポロシアターで開催されたアマチュアナイトで年間総合チャンピオンとなり、2007年には、TV“Showtime at the Apollo”で7回連続優勝、アポロシアター史上唯一の2冠を飾った実力の持ち主だ。ジャンルに拘らず、多様な表現を取り入れた独自のエンターテイメントを確立し、現在、パフォーマーとしてだけでなく、振付や演出も手掛け、活躍の場を世界へと広げている。会議終了後は、そのまま東北へ入り、被災地の子供たちを激励。ご帰国の前に、お話を伺った。



「僕のパフォーマンスを観て、1人でも『明日から何かやってみよう』思ってくれたら嬉しい」



TEDxSeeds2011を振り返っていかがでしたか?

素晴らしい人たちの志を肌で感じることが出来、すごく良い影響を受けました。正直、これまで自分はただのパフォーマーなので、やれる事は限られていると考えていました。でも、例えば、消防士の佐藤康雄さんのスピーチには強い衝撃を受けたし、登壇者の話を生で聞き、今回出会った人、関わった人たちのパッションに触れ、たとえ微力であっても、これを機に、社会や人のためにもっと貢献しなくてはという気持ちになりました。良い影響は、伝染すると思うんです。伝わって来た気持ちに、僕も応えたいと思いました。







 東北ではどんな活動をされたのでしょうか。

今回、TEDxSeeds会場で出会った、参加型の紙芝居プロジェクトをやっている素晴らしい方とのコラボレーションで、福島と宮城の小学校と幼稚園、全部で7ヶ所を巡りました。「真夜中の人形」という構成を作ったんですが、最初、ピエロに扮して、衣装もメイクもしっかりやったら、小さな子が怖がって泣いちゃったんです。だからその後は、人間として動きだけで表現するようにしました。試行錯誤を重ね、最後は一緒に行ったスタッフも全員参加で、よりインタラクティブなやり取りが出来たと思います。「エビケン!ロボットやって!」とか、子供たちが本当に可愛かった。でも、僕がパフォーマンスするにあたっての気持ちっていうのは、どこへ行っても基本的には一緒です。別に被災地だからどうのじゃなくて、純粋に人を楽しませたい、ってそこだけです。





―ダンスを始めたきっかけは?

20歳の時にアメリカへ渡り、学校の新入生歓迎パーティーで踊ったことです。僕は、積極的に前へ出るタイプでも無かったんですが、ただ見ているだけというのが気まずくて、当時、唯一知っていた「ランニングマン」というステップを皆の前でやりました。そしたら、盛り上がったんですよ。それで「かっこいいんだ俺」、「気持ちいいじゃん」って。そこからビデオを見たりして、独学でダンスをやるようになりました。でも結局、その時、盛り上がったのは僕の勘違いだったんですけどね。皆、可笑しくて盛り上がっていただけで、実際は、全然クールって感じではなかったんですよ。






―ダンスが自分の道だと思った瞬間があったのでしょうか?

大学の学園祭で、国別対抗の出し物をするコンペがあり、日本代表のパフォーマンスディレクターをやりました。人に対する「忠誠心」を、日本の伝統芸能のイメージと、当時自分がやっていたストリートダンスの要素を組み合わせたオリジナルのパフォーマンスで見せたんです。そしたら、それがウケたんですよね。終わった後の反応がすごくて、お客さんからの波動を全身で「バチバチバチー」って感じました。それが大きかったです。それからですね、のめり込んでいったのは。



―ダンスに対する思いは?

意識の中にあるのは、自分のパフォーマンスに感動してもらえて、それが刺激となったら、観てくれた人の中で何かが変わるかもしれないということ。色々難しい状況を変えていくには、もちろん国の政策とか教育とか色々な問題もありますが、何より1人1人が向上心を持ってやらないと。だから、そういう個人にきっかけを与えたい。僕のパフォーマンスを観て、100人のうち1人でも「明日から何かやってみよう」と思ってくれたら嬉しいんです。



今後の予定をお聞かせください。

今後は、拠点を日本へ移して活動して行こうと考えています。1時間とか、1時間半とかのワンマンショーも実現させたい。あとは、やりたいものがイメージとしてあるので、ディレクターとしてプロディースが出来たらいいなと思っています。今はソロがメインですけど、色んな人と一緒に自分だけでは出来ないこともやっていきたい。そして何より、「パフォーミングアートに興味を持ってない人に、興味を持ってもらいたい」ですね。パフォーミングアーティストの地位の底上げをしたい。アメリカにあるブロードウェイみたいなものが日本ではなかなか成り立たないですが、そういう文化や意識を醸成させるため、日本から何かを発信していく力になれたら、という思いがあります。



今日は本当にありがとうございました。



 (2011年11月10日)




<編集後記>
ステージでは最後までロボットに扮し、一言も発することなく、キレのあるパフォーマンスで会場を湧かせてくれた蛯名さん。素顔はとても気さくで情熱的な方でした。歌舞伎からストリートダンスまで、自分が刺激を受けることは何でも貪欲に吸収する熱意と謙虚な姿勢が、ジャンルの枠に囚われない蛯名さんの多彩なパフォーマンスを支えているのだと思いました。2012年からは、活動場所を日本に移されるとのこと、今後の活躍が楽しみです。蛯名さんのパフォーマンスをまだ観ていないという方は、ぜひ動画でチェックしてみてくださいね。(文責:松井華織/TEDxSeeds Community Design Team


動画はコチラです↓
【Kenichi EBINA 蛯名 健一 - A Day of RoboMatrix - TEDxSeeds 2011


蛯名健一 [Kenichi EBINA]
演出家、振付家、ダンスパフォーマー。   http://www.ebinaperformingarts.com/
1974年生まれ。1994年渡米。
ブリッジポート大学在学中に趣味でヒップホップダンスを始め、Poppin’Lockin’HouseJazz、パントマイム、民族舞踊など様々なジャンルのダンスを独学。
2001年、NYハーレムのアポロシアターで開催されたアマチュアナイトで年間総合チャンピオンの座につき、2007年にはTV版コンテスト番組“Showtime at the Apollo”で7回連続優勝を果たし、アポロシアター史上唯一の2冠を飾る。同年、TED会議(米国カリフォルニア)のステージに招かれパフォーマンスを披露。
以後、ダンスを軸に、マイムやイリュージョン、映像など多様な表現を取り入れ独自のエンターテイメントを確立し、年齢を問わず誰もが楽しめるパフォーマンスを目指し活動。
シルク・ドゥ・ソレイユによるスペシャルイベント、ディズニーの人気クルーズ船「ワンダー号」・カリブ海ツアーのショー、ポップの女王マドンナやモロッコ王族主宰のプライベートイベント他、テレビ番組にも出演、「エビケン・EBIKEN」の愛称で、多くの観客を魅了する。
活動拠点であるニューヨークにて、セレブもお忍びで訪れると評判の高級クラブのバラエティーショーにレギュラー出演中。

201218日(日)、世界パフォーマンス大会「KAMIWAZA〜神芸〜」(ABCテレビ・テレビ朝日系)に出演、初代優勝者となる。